僕がガイドやインストラクターをする上で気をつけたことは
言い訳をしない ということだった。
何が起こっても自分の責任。けれどこう考えることは以外にも難しかった。
ついつい、「○○が・・」とかって口にしてしまう。
けれどそんなことは普通に考えておかしい話しなのだ。
ラフトやカヤックでお客さんと水の上に出ればそれこそ自分が相手の体調、行動を把握し、
自分たちの技術。フィールドである川も把握しなくてはいけない。
「今日の川は流れが強かったから・・」とか「今日のお客さんは・・」などと言っても
全くお話しにならないのである。
今日の川は流れが速くて、お客があまり漕げそうにない・・
大切なのは「そしたらどうするのか?」と考えることである。
そして、「いつもより早くコースどりをする」 とか 「時間を使ってお客に漕ぎを教える」
といったように解決に向けて行動することであると思う。
実際にあまり好ましくないコースどりをしたガイドに
「なんであのコースに行ったの?あそこは通らないはずだろ?」 と話しをした場合
「いや、お客さんが漕がなくって・・、」
などと言った言葉が返ってくることが多々あった。
確かにそれが原因なのだけれどもそれを作り出したのはガイド本人の責任なのだ。
言い訳をしたり、誰かのせいにする暇があったら考えて行動に移す癖をつけるべきだと思う。
少なくとも何も知らないお客さんを自然と言うフィールドに連れて行くのだから
そういったこころがまえを持っておくべきである。
今の自分に言い聞かせている。。