久しぶりにたくさんのお酒をのむと
カラダは素直で、 フラフラとほろ酔いの気分を
今までより少し早くにしらせてくれる。
涼しいとはいえない。
心地よいとはいえない 半端な風にふかれて、
いつもよりもゆっくりと、歩く道のさきをみながら
ぼーっと考えながら、。千鳥足ですすむ。
空を見上げると、まぶしいくらいのお月さんがいて、
雲のあいだから、ここだここだと光り続ける。
きろの足を留め、途中の石に腰掛けてから 月をみる。
周りの建物はなくなり、 遠い昔、 自然の生い茂る様を思い出す。
同じように月は輝き、 人は何を思うのだろうかと、 想う。
小さな機材の値段やら、車の渋滞やら、高級時計や、車のことを考える。
血 だとか、 跡取りだとか、 家族や親族の繋がりを考える。
生きる意味を考え、 死とは何かを考える。
そして、考えることの無意味さ、原点をかんがえる。
答えのない答えにはまりそうになるとき、
夜空に輝くまんまるの月が、何もないかのようにいることに気づかされる。
命とはなんぞや、
人とはなんぞや。
答えのない答を探し求めて。
またゆっくりと歩き出す。
・・・眠い眠い。。。