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気ままにつぶやき ゆるりとフラフラと 空を歩く    
by sora-arukumono
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ツアーでの旅だが馬鹿みたいに覚悟はしていて、例え死んでも後悔はないくらいの気持ちだった。自分で決めた行動に満足していたのか。。な。。?

国内線の乗り継ぎはシアトル空港で、乗り継ぎ時間は3時間あるから問題ないはずだった。
が、シアトル空港が猛吹雪のため近くのアメリカ陸軍基地へ急遽着陸。
到着時間は大幅に遅れ、シアトルについたが乗り継ぎ予定の飛行機は既にとびたっていた。
乗り継ぎのチケットをみせるとなにやら数字が書き込まれ、
その数字の搭乗口へ行けという・・・ことらしかった。
ここで悩んだ。  何回じっと見つづけてもその数字がわからない。
どうみても ミミズ。 2でもあり7でもあり、6にもみえるし、みえない。

人に聞きながらバスにのったり歩き回って搭乗口を探すもなかなかみつからない。
フライト時間まで残り15分足らず。 再度英語で質問すると時間がぎりぎりだったのか
空港の係員が連れて行ってくれた。
連れて行かれた先は最初に降りた場所からわずか数十メートル・・・・。
なにはともあれ
 成田 →シアトル → アンカレッジ → フェアバンクス 
と、無事に乗り継ぎ完了してアラスカの地へと降り立った。

フェアバンクスで迎えてくれた添乗員さんは眼鏡をかけた小柄な日本人のおじ(い)さんで
なんとも愛嬌のある親しみやすそうな人だった。
一緒に空港からそとにでると17時まえであるのに外は真っ暗でしずまりかえっていた。
アラスカの冬は日照時間が(確か・・)10~13時位と短かいからだ。
暗いのはわかるけれど本当に静かで空気が凍りついているようだった。
スーーっと息を吸い込むと肺がピキピキと凍りつくような感じで慣れるまで少し時間がかかった。
けれどなにか懐かしい寒さというか、こころはとても心地よく。その寒さを楽しんでいた。

その日はホテルまで送ってもらって夕食をとりホテルの人と話しをして床についた。
こおりついた空気がもつ不思議な静けさの中ぐっすりとねむれたことを覚えている・・。


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by sora-arukumono | 2005-01-26 13:43 |
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