ばぁちゃんの納骨 49日の法事があった
ばぁちゃんには4人姉妹の子供がいて
その3女が僕の母にあたる
ばぁちゃんは物心ついた時にはすでに祖父母はいなく、両親も他界していたと話してくれた
家族がいるということ、兄弟が仲のよいということは
何にもまして幸せなことだとよく言っていた。
決して当たり前ではないのだと
小さい頃からそんな幸せがほしかったと、うらやましかったとも言っていた
今母親達姉妹が仲の良いこと、兄弟、従兄弟までが深く繋がっていること
ばぁちゃんが深く想いをこめていたなによりの証なのだろぅ
そんなばぁちゃんは1年前に旅立ったじぃちゃんの元へ歩んでいった
もぅ、僕らは仲良く生きてゆくことをおしえてもらったのだろぅ
静かに手を合わせて ”ありがとう” と何度も想った
三重の地で懐かしいふるさとの香りを大好きな花と共にかんじているのだろぅ。
この時のことはよく覚えていて
映したものがすぐ見ることのできるデジカメ
じぃちゃんにみせるばぁちゃん
”ほぉ~” っと感心しているじぃちゃん
そんな二人がカメラを通して
じっとみつめている。
今も